昨年度、キャンパスに集えない中で、オンラインという新たな形で大盛況に終わった第17回AIU祭。
その魂を受け継ぎ、第18回AIU祭は、オンライン形式と学内生向けの対面企画を融合したパラレル形式で開催されます。
AIUにとって新たな時代の幕開けとなる今年のテーマは”Cr18vity”。
AIU生の創造性、とくとご覧あれ。

Cr18vity ~There is no limit~

「来年は、新型コロナウイルスの流行は収まっているかも」
何人のAIU生がそう思ったことだろうか。AIUの大きな特徴のひとつは、学術的空間と居住空間が一体となることで生まれる「密な」コミュニティだ。
昨年4月、新型肺炎の流行によってキャンパスは閉鎖され、その特殊で貴重な環境は失われた。本当にキャンパスに戻れるのか。あのコミュニティは蘇るのか。一歩先も見えない暗闇の中を小さな希望で照らしながら、ひたすらに時を過ごす他に方法などなかった。
今年1月、キャンパスの閉鎖は解かれ、2020年に入学した1年生がAIUでの生活をスタートさせた。キャンパスには人の声が戻った。それでも、環境の特殊さゆえ、夢見たキャンパスライフと引き換えにAIUはかなりのリスクを抱えた。その大きなリスクをマネジメントするため、そして学生の命を守るための細かく厳しい規定と、繰り返される規制。AIUに入学した意味を見失い、キャンパスを去る仲間達。
オンラインの企画に学内生向けの対面での企画を加えた、パラレル形式での初開催となる今回の第18回AIU祭も、感染防止のための弊学の定める規定に則って開催される。現地開催が部分的に可能であるとはいえ、人数制限やソーシャルディスタンス等、感染対策にかなりエネルギーを割いたものになる。
そもそも、人と人の触れ合いが大きな特色であるこの大学で、触れ合いのない学祭を行うことに意味はあるのだろうか。

それでも。

オンラインだからこそ、できることがある。オンラインだからこそ、届けられる人がいる。世界中に散らばる留学生、元留学生、卒業生にも、オンラインなら届けられる。秋田に来ることができない受験生の皆さんにも、AIUの魅力を伝えられる。本当なら絶対に会えないような人にも、オンラインなら出会うことができる。去年の完全オンライン形式を経験して、オンラインの持てる力の大きさを肌で感じた。
だったらきっと、オンラインと現地開催をかけ合わせたら、最高の学祭になる。それはオンラインとオフライン、どちらの良さも知っている私たちだからできること。
AIUはまだ黎明期にある。私たちはひとつの大学の歴史のはじまりにいて、その根幹を創っている。先人の遺してくれた創造性の灯を、ここで絶やすわけにはいかない。

今こそ。AIU生の”Cr18vity”を、爆発させる時だ。

公式マスコット

“フォセカ・ディモル・フロワレア”

世界中の人々の創造力が電子世界の表示記号である0を1に変え、そこから生まれた電脳空間の住人。クリエイティブなイベントがAIUで行われると知り、バーチャル世界からAIU祭をカラフルに染め上げようとしている。機械いじりとお絵描きが大好きで、右手の機械腕は自作のMk.18、筆も自分で製作した。背中のタンクからチューブを通して筆へとインクが供給される仕組みとなっている。お転婆な性格だが、時々おちゃめな点があるのはご愛嬌。

名前はディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)という黄色の花と、ひまわり(ルーマニア語でフロワレア・スワレリュイ)が由来であり、花言葉はそれぞれ「元気」「情熱」である。

「あたしに任せて! みんなの創造を描き出してみせるから!」


学長挨拶

国際教養大学 学長

モンテ・カセム

Welcoming our Guests

AIU’s Annual University Festival, 2021

Autumn in Japan is a time when the exuberance of youth can be seen in the myriad of university festivals. We are happy to welcome you to AIU’s festival today, where we have also been able to accommodate face-to-face encounters unlike last year, when it was only held online. On behalf of the university community, I wish to thank all of you who have come here today. Your presence is most encouraging to our young scholars. My appreciation also goes to those of you, from both within and outside the university, who have helped our students become exemplary representatives of society. Their efforts, both scholastic and cultural can be seen in the activities they will be sharing with you. I do hope you will find them interesting and entertaining and request your continued guidance.

Akita is indeed a beautiful location and our residential campus draws students from all over Japan as well as from overseas. Our curricular reforms have raised the bar of expectation from these young scholars and I must say that they have responded well. However, today is an occasion to rejoice. In Japan, autumn is said to be the season when the sky is high and the bounties of the late summer harvests have started to fatten the horses. Soon the landscape will be transformed with the leaves changing to the vibrant colors of Japan’s spectacular fall, enjoyed by all. These happy occasions are, nevertheless, precursors of the preparation for the rigors of the cold winters of northeast Japan. 

What, then, does the joyous celebration of AIU’s university festival prepare our young scholars for? I believe it prepares them for life, where the pendulum can swing between hardship and happiness. It brings them together to plan, execute and enjoy the fruits of creative endeavor. There is even greater joy in that they can share these outcomes with all of you. All of this will surely give them the fortitude to endure when things do not go as planned. COVID-19 has tested them and I am proud to say that they have responded brilliantly. Despite restrictive protocols, they planned this festival as a small but meaningful window of hope, symbolic of happier times.

Let the music, laughter and performances wash over you! I sincerely hope you will enjoy the program that AIU’s student body has prepared for you. Thank you ever so much for sharing your time with us today.

Monte Cassim


委員長挨拶

第18回AIU祭実行委員会委員長

河野達也

第18回AIU祭実行委員長の河野達也です。

本日は、第18回AIU祭にご参加いただき誠にありがとうございます。

第18回AIU祭は、初の試みとして「パラレル開催」に踏み切り、昨年同様全ての人に楽しんで頂けるオンラインでのコンテンツだけに留まらず、本学の学生と教職員には現地での企画を用意しております。

今年度、大学で行われる現地企画は、残念ながらコロナウイルス感染防止の観点から本学関係者のみになっておりますが、今回のパラレル開催が、次年度以降、秋田県内のお客様に限らず、全国または全世界からのお客様を大学へお呼びできる大学祭の開催の第一歩になってくれることを切に願っております。

オンラインでの開催は、例年現地でのみ開催しているAIU祭とは異なり、大学祭期間中ならば、「いつでも・誰でも・どこからでも」企画を楽しんで頂けるという点が大きな強みです。この点を生かした常時展示企画を軸に、生配信の企画なども準備しておりますので、AIU祭を二日間、心ゆくまでお楽しみください。

毎年のことながら、AIU祭はたくさんの方のご来場、また、たくさんの方々のご支援の元、盛大に開催出来ております。これからもAIU祭の応援のほど、よろしくお願いいたします。

再度になりますが、本日はご参加いただきありがとうございます。至らぬ点も多いとは思いますが、地域の方々や教職員の皆さまの協力と共に学生が作り上げたAIU祭を楽しんでいってください!

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