ご挨拶

学長　モンテ・カセム

President Monte Cassim

記念すべき20回目のAIU祭を迎えることができ、学長として大変喜ばしく思います。
これまで御支援いただきました多くの皆様、特に本年もAIU祭に御協力いただきました地元の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。キャンパスに住む学生が共同体をなすAIUでは、このイベントはまさに大学が育む対人交流の極致です。AIUのリベラルアーツ教育の基礎となる精神です。AIU祭で行われる楽しいイベントを学生が企画し、実行することは、本学の教育理念であるAILA(応用国際教養教育)を反映しています。AILAとはApplied International Liberal Artsの略で、深い思考、他者への思いやり、そして自分のアイデアや計画を実現するための試練と喜びの体験を結びつけてゆくものです。
AIU祭実行委員会の皆さんには、このような素晴らしいプログラムを考えていただき、感謝しています。諸君が日々の厳しい日常を離れて、力を注ぎこんで実り多い大学祭としてくれることを期待しています。
2023年秋　学長　モンテ・カセム

第20回AIU祭実行委員長　榎木勇斗

AIU Festival Committee 20th President Yuto Enoki

はじめまして！第20回AIU祭で委員長を務めています、榎木勇斗です。 2003年に設置されたAIUは、その日本の大学とは思えない数々の特色から注目され、日本のグローバル化をこの20年間牽引してきました。そんなAIUを開学当初から盛り上げ、また対外に広める場としてAIU祭もこの20年間歩んできました。今年のテーマは「Open New Hori20n 〜Move out of your 20ne〜」。これまでの歴史を大切にする一方、そこにあぐらをかくのではなく、教職員も、学生も、地域の方も、みんなが視野を広く持ち、新しいことにどんどん挑戦していく。その転機となるようなAIU祭にしていきます。コロナウイルス対策が緩和されている現状を踏まえ、今年度は昨年度以上に多くの一般の方にAIU祭を「現地」で楽しんでもらえるよう準備しております。現地に足を運ぶことが難しい方も楽しめるよう、昨年度に引き続き企画の生配信等も行います。本日はご参加いただき誠にありがとうございます。AIU祭を心行くまでお楽しみください。

学生会会長　呉本汎奈

President of Student Government Hanna Kuremoto

今年度はついにAIU祭が20周年を迎えましたね。私自身とても嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。今回のAIU祭のテーマであるOpen New Hori20nにもあるように私たちAIU生は日々新しいことへ挑戦し続けています。そんな私たちが作り上げた第20回AIU祭を本日は一人でも多くの方々に感じていただければ幸いです。是非AIU生を含め多くの方々が一体となってこの20周年という記念すべき節目を通して新たな世界を見据えnew horizonを心ゆくまで楽しんでいただけたらと思います。最後になりましたが改めまして今年も無事開催出来たことに当たり皆様からの温かいご支援に感謝申し上げます。それではいよいよ第20回AIU祭開幕です。

河辺雄和商工会会長　　齊藤　善悦

Chairman of Kawabe Yuwa Chamber of Commerce and Industry Mr. Zenetsu Saito

開学して２０周年を目前の国際教養大学AIU Festival 2023　誠におめでとうございます。河辺雄和商工会も同じく２０周年を迎えようとしております。国際教養大学は今や多くの学生が憧れ世界が認める日本を代表する大学となり、我々にとっては地域の誇りであり、心から敬意と感謝を申し上げます。「ここでしかできない教育を通して、ここでしか育てられない人材を輩出する」というモンテ・カセム学長の下、都会から遠く離れたこのキャンパスに敢えて入学してきた学生の皆さんには、互いに刺激し合い切磋琢磨しながら自分の殻を打ち破っていくという、開学以来の「AIU SPIRIT」が息づいています。今年のＡＩＵ祭スローガン「新たな視野を開く」～自分の領域から飛び出そう～は、第２０回という節目の年に新しいことに挑戦するという意味が込められているとの事。秋田県と国際教養大学を遥か遠くまで広めるべく派遣されたというハルカちゃんの活躍と、特別ゲストのＲＥＧＳＴＹＬＥ（レグスタイル）によるパフォーマンスも大いに期待されます。AIU祭ではこれまで商工会も産学交流フェスティバルとして長年連携して来ました。私にはAIU祭開会式で故中嶋嶺雄初代学長とギターでパフォーマンスをした忘れられない思い出があります。幕末に秋田佐竹支藩２万石の椿台城が建設された歴史を持つこのキャンパスで、皆さんが地域や留学生・未来のＡＩＵ生などと絆を深め、思い出多い充実したものにしていただきたいと存じます。結びに、商工会としても国際教養大学とはこれまで以上に連携を深めていただくとともに、国際教養大学の益々の発展と皆さんの人生に大輪の花が咲くことをご祈念申し上げ、挨拶といたします。

学長 モンテ・カセム